忙しい人以外には向かないカビ対策!オゾンを使ったカビ予防法とは

みなさんは、普段どのようなカビ対策をしていますか?

一般的には塩素系漂白剤を使ったり、除湿をすることが効果的と言われていますが、塩素系漂白剤はニオイも強めですし、できるだけ薬剤に頼らずカビ対策をしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また「除湿」と言っても、さまざまな方法がありますし「結局どの除湿方法が一番ラクで効果的なんだろう」と思ったことはありませんか?
実は、薬剤に頼らずにできるカビ対策や、フルタイムで働いていて忙しい方向けのカビ予防策があるんです。
今回の記事では、最初に「なぜカビが発生するのか」根本的な原因をわかりやすく解説したうえで、あまり知られていない安全かつラクなカビ対策をご紹介します。

カビの発生条件は?

カビはなぜ発生するのでしょうか。
お風呂場などの水回りや結露した窓など、水分のあるところにカビが発生するものというイメージが強いですが、このように主に私たちを悩ませるのは湿気の多いところに発生する「黒カビ」というものです。
カビは、以下の5つを活力にして発生します。

  • 栄養
  • 酸素
  • 温度
  • 湿度
  • 時間

なぜこれらの活力がカビにとって重要なのでしょうか。

【栄養】プラスチックはカビにとってご馳走?!
カビはゴキブリ並の生命力を持っているといっても過言ではないほど、どんなものも栄養分として取り入れてしまいます。
例えば、畳やプラスチック、フィルムやレンズなどの「こんなものも栄養になるの?」と驚くようなものも、カビにとってはご馳走になります。

【酸素】カビも息をする?
カビも実は酸素を必要とします。呼吸や発酵をするために、酸素は必要不可欠です。

【温度】人間が一番快適に過ごせる温度はカビも一番快適に過ごせる?
カビは基本的に0度~40度の範囲内で繁殖するのですが、残念ながら人間が最も生活しやすい20度~30度がカビにとっても一番過ごしやすい気温なのです。
カビが私たちの目につきやすい場所に発生する理由は、人間が過ごしやすい気温はカビも過ごしやすいためです。

【湿度】カビ=湿気の多いところに発生という方程式は間違い?
カビが発生するためには、基本的に80%以上の湿度を必要とすると言われています。
しかし、この発生条件だけをみると、お風呂場などの異常に湿度が高いところ以外には発生しないのでは?と思ってしますよね。
湿度対策をしている部屋の壁や窓にカビを見かけたことがありませんか?
なぜこういった場所にもカビが発生するかというと、実はカビは空気中の水蒸気ではなく、空気中の表面にある水分を使って繁殖するからです。
そのため、室内の湿度がそこまで高くなくても、結露している壁や窓など水分量そのものが多いところには発生してしまいます。

【時間】カビの発生には当然ながら時間がかかる
当然ですが、カビが発生するまでにはある程度の時間が必要です。
例えば、室温が25度の場合

湿度65~75%前後 カビ発生まで要する時間は数ヶ月
湿度75%以上 急激に発生速度が高くなる
湿度90%以上 カビ発生までに要する時間は約2日

このように、湿度70%~75%を超えるとカビは活発に活動するようになります。
特に梅雨の時期など、湿度が非常に高い時期はそれだけカビが発生するスピードも高くなってしまいます。

カビ対策には「湿度」と「時間」の管理が必要不可欠

一通りカビの発生原因を詳しく解説しましたが「栄養」「酸素」「温度」に関してできる対策はほとんどありません。
そのため「湿度」と「時間」をいかに管理するかがカビ対策をするうえで非常に重要になります。
ですが、どのように湿度と時間を管理すればいいのでしょうか。

すぐにできるカビ対策

ここでは、フルタイムで働いている方こそぜひ試していただきたい「湿度」をコントロールできるカビ対策をご紹介します。

エアコンの除湿機能を活用する

カビ対策にはなんといっても、部屋全体の湿度を下げるためにエアコンを駆使することがとても効果的です。

しかし、エアコンの難点は「電気代がかかってしまうこと」です。
そのため、仕事中や外出中はエアコンを切っているという方がほとんどなのではないでしょうか。
実は、最新式のエアコンや5年~8年前ほどのエアコンの場合だと、逆にエアコンをつけっぱなしにしておいたほうが電気代の節約になる場合があるんです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、エアコンを使うときに一番電気代がかかるのはエアコンをつけて部屋の温度を下げるときです。

常にエアコンをつけていれば、急激に温度を下げて電力をたくさん使うことがほぼないため、そのぶん電気代を少し節約できる場合があります。

また、例えば一人暮らしをしていて7.5畳~8.5畳の1Kやワンルームに住んでいる場合(風量・風向きは自動、設定温度は23度~25度の場合)、エアコンを24時間つけっぱなしにすると1500円~1700円前後電気代が高くなってしまう場合が多いです。

しかし、カビ対策がラクになることはもちろん

・家から帰ってきたときに涼しい(暖かい)
・こまめにオンオフする必要がなくなる
・カビと同じく湿気が大好きなゴキブリ対策も期待できる
・湿気が原因のイヤなニオイを軽減できる
・洗濯物が乾きやすくなる
・洗濯物の生乾き臭を軽減できる

などメリットもたくさんあります。

「これくらいの金額ならそこまで気にならないから、とにかく手軽にカビ対策がしたい」という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、エアコンが苦手な方は設定温度を28度などの寒すぎない温度に設定したり、冷房ではなく除湿機能のみを使用すると比較的過ごしやすくなります。

除湿機を使う
エアコンがどうしても苦手だったり、今すぐはエアコンを新しいものに変えられないという方は、除湿機を使うのがおすすめです。
実は除湿機には大きく分けて
電気代が比較的安く済み、梅雨~夏に向いている「コンプレッサー式」
持ち運びもできて1年中使うことができる反面、電気代が気になる「デシカント式」
の2種類があります。

どちらの除湿機を買うべきかは目的によって変わりますが「夏のジメジメした湿気とカビの対策がしたい」という方には「コンプレッサー式」を、一方「どうせなら1年中湿気対策をしたいし、窓の結露対策もしたい」という方には「デシカント式」をおすすめします。
どちらも値段はメーカーによって異なりますが、大抵の除湿機はどちらも1万5000円~3万円前後で購入できます。
カビ対策を本格的にしたいという方はこれを機に購入してはいかがでしょうか。

忙しい人におすすめの掃除方法

「カビ対策にはこまめな掃除が一番です」といった文言をよく見かけませんか?
たしかに、こまめなお掃除はカビ対策をするうえで非常に効果があります。

ですが、フルタイムで働いているとなかなかこまめに掃除できないですよね。

忙しくてもできるカビ対策はないのでしょうか。
毎日忙しい方のために、ここでは「時間」をコントロールするためのカビ対策をご紹介します。

「気になるところだけ」綺麗にする
一番おすすめなのは、気になるところだけ綺麗にする方法です。
例えば、お風呂場にカビを見つけたら、とにかくカビが発生してるところだけ綺麗にします。
どうしても「掃除をしなくちゃ」と考えてしまうと気が重くなってしまいますし、実際に仕事で疲れているのにお風呂場全部を綺麗にすることはとても大変です。
特に梅雨の時期や夏など、湿度が高いときにはカビは2日~3日程度で発生してしまいます。ですが、カビが発生してすぐに掃除をすれば、カビもすぐ取り除くことができます。
そのため、気になるところだけササッと綺麗にして、他はお休みの日や余裕のあるときに掃除するようにすれば、カビ掃除に手をわずらわすことなくカビが発生する「時間」をコントロールすることができます。
特に、お風呂場の場合は「お風呂に入りながら」掃除をするととても楽ちんです。
人によっては、トリートメントを塗っている最中にカビ対策、パックをしながらカビ対策など同時進行をしながらお掃除することもできます。

コロコロやモップなどを有効活用する
掃除機をかけるのって、意外と体力を消耗してしまいます。また、帰宅が遅い人だと音も気になってしまいますよね。
そんな方におすすめなのが、コロコロやモップです。
特にウェットタイプのモップは、カビが発生してしまった床や壁などを拭くときに大活躍します。
除菌効果も期待できますし、忙しくてもササーッとモップがけをするだけで綺麗にできるためとてもおすすめです。
一方、絨毯などモップが使えないところは、自分のよく座る場所や気になるところのみにコロコロを使えば、髪の毛や食べかすなどをすばやく楽に取り除くことができます。
このように、コロコロやモップをうまくつかって「はやく」「楽」にカビ対策ができればカビが発生する「時間」をコントロールすることができます。

オゾンとは?

みなさんは、オゾンがどういう物かをご存知でしょうか。
オゾンとは、大気中に存在しているもので強い酸化力をもつ物質です。
紫外線や雷の放電などによって生み出され、空気中にもほんの少し含まれています。
オゾンは目に見えませんが、特有のニオイがあり主に森林などの空気に多く含まれています。
オゾンの強い酸化力には高い脱臭効果や除菌効果が期待できるため、近年注目を集めています。

オゾンは安全?

オゾンの性質を知って「オゾンって危険な物なのでは?」と不安に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、高濃度のオゾンを吸い込むと咳が出たり、鼻に強い刺激を感じるなど人体に影響がでます。
しかし人はオゾンのニオイをかいで違和感を覚えたときにはすぐにその場を立ち去るなど自ら危険を察知して回避することができる場合がほとんどです。
また、どの程度の濃度で人体に影響がでるかどうかは個人差があります。
これらの事情が絡んでいるためか、日本を含め世界でもオゾンによる大事故は未だに起きていません。
そして、比較的高濃度のオゾンを必要とする除菌やゴキブリ対策をする際には原則として無人の状態で行います。
そのため、正しくオゾンを活用すれば危険なことに巻き込まれることはほぼありません。

オゾン発生器でできることは何?

オゾンには、悪臭を抑えるのではなく悪臭そのものを分解する性質があります。
そのため大きな菌効効果や脱臭効果が期待できることから、飲食店や病院、ホテル、スーパーなどさまざまな施設でオゾン発生器が使われています。
また、オゾン発生器を使えばカビ対策やゴキブリ対策をすることもできます。

なぜオゾンでカビ対策ができるの?

オゾンの除菌効果は、カビにもダメージを与えます。
オゾン発生器を使って除菌をすることにより、アルコール消毒などでは取り切れない目に見えるカビはもちろん、まだ目に見えないカビや空気中を舞っているカビまで除菌することができます。
オゾン発生器を使って部屋の隅々まで除菌できれば、カビを根本から退治することができるためカビアレルギーやカビによる嫌なニオイを大幅に軽減させることができます。

まとめ

いかがでしょうか。カビが発生する仕組みを徹底的に知ることにより、カビ対策がよりしやすくなったのではないでしょうか。
仕事をしながら毎日しっかり掃除をすることはとても大変ですが、目につくところだけやカビが発生した場所のみをキレイにするなら忙しい人でも今日から始められそうですよね。
また、オゾンがカビ対策に効果的だということをこの記事を通して知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひこの機会に自分に合ったカビ対策をして日々の暮らしを快適にしましょう。

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